決心の結審
私の癖は非常に「私らしい」
二重顎を目立たせない為に常に顎が上がっている
広めの肩幅と逞しい二の腕を有耶無耶にする為に
気がつくと肩をすぼめている
デブスな上にガニ股だと救いようがない、と妙に意識し脚は妙な内股
どれも根本的な解決には一切なっておらず
要するに何かしら誤魔化して生きているのだ
考える事や努力が必要な事を出来るだけ避けて
なんとなく、なんとなく生きている
絶対にしなければならないことは
まぁ人並みにやっているのだから
誰かに非難される事もないっちゃあないが
そんな自分を立派だとは決して思わないし
どちらかというと嫌いだ
何が言いたいかというと
ダイエットをせねばと思う
私の周りの同世代の女性は、既婚未婚、子どもの有無を問わず
本当に皆手入れが行き届いている
何にもないのに手入れされていないのは私くらいだ
というのすら建前で
1月に、ついに推しとの握手会が決まったからだ
勿論自ら応募したのだが、後悔はしている
誰がこんな見すぼらしい35歳独身女と握手したいだろうか
私はなんと思われてもいいが
彼女に恥をかかせるわけにはいかない
行くからには
本心で推しに笑顔でいてもらえるくらいにはなりたい
とりあえず10月1日に、体重計?とかいう文明の利器に乗ってみようかと思う
話はそれからだ