タイトルを乃木坂の曲名にしたかったけど、すげえバカっぽいからやめました

20代後半の頃の私の目標は


「別に惚れてもらいたいなんて贅沢は言わないので
初対面の老若男女に、立ち振る舞いも含めて

あ、なんだか素敵な女性だな

と思われる人でありたい」

 

だった。


因みに、その後に自ら築き上げたその印象を木っ端微塵に叩き潰すまでで一つのゴールを迎える。

今はもうしないけどね。
この遊び、リスク高いから。

 

別に人は見かけが全てなんて到底思ってもないけれど
この歳になってホント、

「ただ普通に手入れしているだけでは、人に不快感与えない身なりを保てない」

という現実に直面している。


というのも、未だ嘗て肌荒れに悩まされる事なく人生を歩んできた私に

神様はわざわざ33歳という厄年にツケを回してくだすった。

 

皮膚科を5件ほどハシゴしたが、どうやら「脂漏性皮膚炎」という賜物らしく


脂が漏れ、皮膚が炎症起こすとか

わいは皮膚までデブなんかよ、と思って膝から崩れ落ちたが

要因は食生活、ストレス、加齢、シャンプー合わない、柔軟剤合わない等様々らしいのだが


血液型診断みたいなもんで
そんだけ言えば大体いくつか思い当たる節はあるし

なんならわしは全部じゃ、と途方に暮れ一年やり過ごし

最後の三ヶ月くらいは渋々ステロイドを使用したが
まぁ見事に気休めで(勿論、ステロイドを批判するわけではなく私には)

調べた通りステロイドを使用した箇所が
皮膚萎縮の状態になりシワシワカピカピ、赤ら顔になり

 

元々この皮膚炎になりかけで不安になり通い出したエステでも

 

ステロイドはやめなはれ、頼むからやめなはれ」

 

と懇願されていたが


「お前らはみんな無責任だ。病院は塗り続けないと治らないというし、エステは塗るなと言う。」


という事を100枚くらいオブラートに包んで飲み込む日々。

 


結局本当にステロイドが怖くなり、転職のタイミングでやめてみたら
なんとなく随分と改善された。

結局何が原因かはわからないまま。

 


話はそれたが、とりあえずその皮膚炎によりすっぴん生活をしていたが

電車に乗れば朝も早よから髪も顔もビシッとキマっている女性ばかり。

私より若い人だけではなく母親世代の人までだ。

 

これはマズイ。

もう結構街にでもすっぴんで出れてしまう精神力だけが育ってしまっている。

 

こんな私はさすがにあの頃目指していた

「なんかいいな、と思われる女性」

とは程遠いのだけはわかる。

 

まして、私は現在ガンダムなのだ。

ガンプラの色のないアレだ。

 


せめて、せめて白と青と赤だけ塗れば
ガンダムだと分かる。


今は立派なガンダムになるべく
少しだけ化粧をして出勤してる。

 

アムロ、行きます.......